ロンジンワールドベストレースホースランキング

IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表されましたのでお知らせいたします。
今回の発表は2021年1月1日から7月4日までに実施された世界の主要レースを対象としていて、レーティング120以上の29頭が掲載されました。前回の中間発表以降では、エクリプスステークス、ロイヤルアスコットの諸競走などが新たな対象となっています。
ランキングトップはセントマークスバシリカで、レーティングは127です。前回の中間発表では第12位タイ(仏ダービー(G1)を勝ちレーティング120)でしたが、エクリプスステークス(G1)を勝ってトップに立ちました。アデイブ(121で第9位タイ)、ミシュリフ(122で第4位タイ)が2、3着でしたが、これらに3馬身1/2以上の着差をつける快勝でした。第2位は前回トップだったパレスピアです。前回の中間発表以降にクイーンアンステークス(G1)を勝ちましたが、レーティングは前回と変わらず125です。第3位は前回第2位だったネイチャーストリップで、レーティングは123です。第4位タイはドメスティックスペンディング、ミシュリフ、ミスティックガイド、ポエティックフレア、サブジェクティビストの5頭で、レーティングは122です。ポエティックフレアはセントジェームズパレスステークス(G1)を、サブジェクティビストはゴールドカップ(G1)を勝ち、新たにランキングに掲載されました。サブジェクティビストは距離区分「E」のトップです。その他では、宝塚記念(GⅠ)を勝ったクロノジェネシス、愛ダービー(G1)を勝ったハリケーンレーンがレーティング120で第15位タイとなり、新たに掲載されました。
日本調教馬の掲載は5頭です。クロノジェネシス以外では、グランアレグリアがレーティング121で第9位タイに、エフフォーリア、グローリーヴェイズ、シャフリヤールがレーティング120で第15位タイとなっています。グランアレグリアは今回の中間発表でも牝馬のトップです。