IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表されましたのでお知らせいたします。
今回の発表は2021年1月1日から6月6日までに実施された世界の主要レースを対象としていて、レーティング120以上の25頭が掲載されました。前回の中間発表以降では、ロッキンジステークス、マンハッタンステークス、日英仏のダービーなどが新たな対象となっています。
ランキングトップはパレスピアで、レーティングは125です。前回の中間発表では第4位タイ(レーティングは121)でしたが、ロッキンジステークス(G1)を勝ってトップに立ちました。2着馬との着差は1馬身1/2でしたが、3着馬には更に5馬身1/2差の快勝でした。第2位は前回トップだったネイチャーストリップで、レーティングは123です。第3位タイはドメスティックスペンディング、ミシュリフ、ミスティックガイドの3頭で、レーティングは122です。ドメスティックスペンディングは、マンハッタンステークス(G1)を勝ちました。ミシュリフとミスティックガイドは、前回の第2位タイから1つ順位を下げました。その他では、ヴィクトリアマイル(GⅠ)を勝ったグランアレグリア、英ダービー(G1)を勝ったアダイヤー、ベルモントステークス(G1)を勝ったエッセンシャルクオリティ(第1回の中間発表では117で第12位タイ)、コロネーションカップ(G1)を勝ったパイルドライヴァーが第6位タイ(121)に、日本ダービー(GⅠ)を勝ったシャフリヤール、コロネーションカップ2着のアルアーシー、英オークス(G1)を圧勝したスノーフォール、仏ダービー(G1)を勝ったセントマークスバシリカ、ドゥームベンカップ(G1)を圧勝したザーキが新たに第12位タイ(120)になっています。
日本調教馬は4頭が掲載されました。グランアレグリア、シャフリヤール以外では、エフフォーリアとグローリーヴェイズがレーティング120で第12位タイとなっています。グランアレグリアは牝馬のトップになります。