本日ピックアップする地方競馬ニュースは先日もニュースを取り上げた第29回テレ玉杯オーバルスプリントの結果となる。JRA勢が複数出走していたこのオーバルスプリントだが、勝利したのはJRA馬ではなく地元浦和の4番人気ノブワイルド。見事な逃げ切りでの勝利となった。
24日、浦和競馬場で行われた第29回テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII・3歳上・ダ1400m・1着賞金2100万円)は、先手を取った左海誠二騎手騎乗の4番人気ノブワイルド(牡6、浦和・小久保智厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の2番人気オウケンビリーヴ(牝5、栗東・安田隆行厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分26秒1(稍重)。
さらにハナ差の3着に9番人気トーセンハルカゼ(牡8、浦和・小久保智厩舎)が入った。なお、3番人気ネロ(牡7、栗東・森秀行厩舎)は5着、1番人気ウインムート(牡5、栗東・加用正厩舎)は8着に終わった。
JRA馬を押しのけ逃げ切ったノブワイルドが、地方場の意地と地元の意地を見せてくれた。2着はJRA所属のオウケンビリーヴが入ったものの、3着にこちらも地元浦和のトーセンハルカゼも入りまさに地方馬の強さを証明出来たと言えるだろう。逆に人気を集めたJRA馬ウインムート、ネロは凡走に終わったという事で、やはり競馬は何があってもおかしくない。
完全に余談となるが、ノブワイルドの馬主はTUBEの前田亘輝氏。今回のオーバルスプリントで馬主として重賞初勝利となった。
引用元:http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=143291