今週末日曜の22日、中京競馬場で開催になるのがサマーマイル初戦という位置付けとなるG3中京記念が開催となる。今週はこちらの中京記念と、同じく日曜に開催の函館2歳ステークスの注目馬のニュースを紹介していく。本日は中京記念から昨年の覇者ウインガニオンについての記事となる。ウインガニオンはステイゴールド産駒の6歳。27戦8勝。前走は安田記念。この馬は今までの成績を眺めると分かるのだが、6~8月の夏になると急に良い走りを見せるようになり好成績を残すというなんとも不思議な特性を持った馬なのだ。
◆第66回中京記念・G3(7月22日・芝1600メートル、中京競馬場)
サマーマイルシリーズ初戦の第66回中京記念・G3(22日、中京)で、昨年覇者のウインガニオンが連覇を目指す。
(中略)
京王杯SC、安田記念と連続7着のあと、ここに目標を据えた。栗東・坂路を51秒6、52秒0、52秒6と3週続けての好時計が、本気モードの証明だ。「やっぱりグッと上がってきている。夏と左回りはベスト。全力投球でいく」とトレーナー。昨年のサマーマイル王者は今年も夏競馬の主役を譲らない。
当然の事ではあるが陣営もウインガニオンの夏特化の特性には気付いており、「これだけ違うのも珍しい」という程の夏馬。調教でも好時計を連発し、暑くなるほど速くなるかのようだ。左回りも得意なようでサウスポーの一面も持ち合わせており、状況としては正にベストの実力を発揮出来るレースとなるはずだ。
現在の予想オッズではグレーターロンドンに次ぐ2番人気となっているが、筆者としては実力は高いが重賞では最高がG2で2着と結果を出せていないグレーターロンドンより評価は上。暑ければ暑いほど強くなる(ような気すらしてくる)ウインガニオン、現状では当サイトさは◎を付けたい。
引用元:https://www.hochi.co.jp/horserace/20180716-OHT1T50214.html