本日ピックアップするニュースは関屋記念と同じく8/12(日)に札幌競馬場で開催されるダートG3エルムステークスから。記事に取り上げられているのは予想オッズで1番人気のミツバ(牡6/鹿毛)。この馬は地方競馬で活躍するダート馬で、地方のG3を2勝、地方G1では3着に入っているが、中央競馬ではまだ重賞未勝利。4月のアンタレスSでは2着に入っており実力は中央の馬にも引けを取らない。
圧倒的な末脚だった。6馬身ほど前にいた未勝利馬を目標に、ミツバの追い切りはスタートした。最初の1ハロンは15秒5とかなりゆっくりとしていたが、徐々にスピードを上げる。4角付近で目標馬を捉えると、直線では自慢の脚を一気に解き放った。最後の1ハロンの時計は11秒9。良馬場でも軽い札幌のダートコースだとしても、かなりの好時計だ。
スタンドから動きを見守った加用師は「テンは遅かったけれど、最後はいい脚を見せた」と満足そうに語った。それこそがミツバの持ち味。前走盛岡のマーキュリーCの連覇時も4角2番手から、直線で逃げ馬を差し切って勝った。「縦長の展開になれば、しまいのいい脚が生きる。そういう流れになれば」とレースをにらんだ。
記事によると追い切りではスタート直後はゆっくりとした動きだったようだが直線で持ち前の末脚を披露。1ハロン11.9という好時計をマーク。中央重賞初勝利を目指す今回のレースも、持ち味の末脚を活かした差しで決着を付けるつもりのようだ。目下のライバルは2番人気のハイランドピークだろうが、経験、実力共に上回っているのはこちらのミツバだろう。差し狙いのため枠順や展開次第では埋もれてしまう事も考えられるが、とりあえずが◎を付けて間違い無いだろう。
引用元:http://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=201808090000156&year=2018&month=8&day=9