本日ピックアップするニュースはもちろんG1秋華賞より。記事に取り上げられているのは重賞2勝のディープ産駒カンタービレ(牝3/鹿毛)だ。今回の秋華賞ではやはりアーモンドアイばかりが取り沙汰されているが、カンタービレも忘れてはいけない注目馬だ。オークスでこそ惨敗したがその後の前走ローズステークスではサラキアを下し優勝。オークスでは2400メートルという距離が合わなかったのが敗因と見られており、得意の1800メートルから200メートル延長の秋華賞では十分に実力を発揮出来るはずだ。
カンタービレは春のフラワーCに続き、休み明けの前走・ローズSで重賞獲り。道中は前々で立ち回り、上がり3Fを33秒6でまとめた。辻野助手は「起動力が武器なので瞬発力勝負だと、どうかな…と不安もあったんです。それがあの内容ですから成長を感じました。その後もテンションが高ぶることなくG1に向けて負荷をかけていける状態です」と好感触。僚馬ランドネは紫苑S3着をステップにここへ。「丸みのある体をキープ。体調には何の不安もありません。ここもスンナリ先手を取る形が理想」とみていた。
辻野助手によるとローズステークスでの瞬発力勝負だと不利とみていたようだが、実際の内容はそれでも問題ない勝利で、成長を感じたという。気性の面でも落ち着いたまま今回の秋華賞へ向けての調教を続けてきているようで、オークスでの失態を晴らすようなレースに期待出来そうだ。体調にも問題は無いが、しっかり予想するならばもう少し追い切りの情報が欲しい所。今現在の情報で印を付けるならば△辺りになるだろうか。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2018/10/09/kiji/20181009s00004192218000c.html