本日ピックアップするニュースはもちろんG1朝日杯FSより。記事に取り上げられているのは武豊を鞍上に新馬戦、G3、G2と無傷の3連勝で今回のレースに挑戦となるファンタジスト(牡2/黒鹿毛)だ。
父にロードカナロア、母父にディープインパクトというパンチの効いた良血統である。もちろん今回も鞍上には武豊騎手が予定されており、武騎手がまだ勝っていないJRAのG1レースは残す所この朝日杯FSとホープフルSのみ。ホープフルSには乗らないようなので、ここでリーチをかけるべく気合が入っている事だろう。
新馬→小倉2歳S→京王杯2歳Sと無傷3連勝中のファンタジストは、栗東坂路でヒデノヴィーナスを5馬身追いかけた。スムーズに加速して、ラスト1Fはスピード感十分に12秒1。クビ先着でフィニッシュした。
「前に馬を置いて我慢させて、抜かせる感じにしたが、予定どおり。マイルに延び、今までの脚を使えるかどうか分からないが、ロードカナロア産駒らしく従順でコントロールしやすい。あとはジョッキーに任せる」と梅田調教師。
追い切りでは予定通りという事だが、やはり問題があるとすれば今回が初めてとなるマイル距離。前走の京王杯2歳Sはかなりスローペースなレースだったがそこから200メートル延びる今回はどうなるだろうか。
距離延長の分早いペースとなれば道中で脚を使い過ぎてしまう可能性もあるが、梅田師が語るようにロードカナロア産駒の従順さを持っているので歴戦の武騎手の手腕にかかっている部分も大きいだろう。
予想印についてだが、前走の感じからしても勝利の可能性は残しつつも連対狙いの方が良いのではないか?という気もするので恐らく▲、△あたりに落ち着くように思う。血統的には非常に可能性を感じるが、本格化は来年辺りになるのではないかと見ている。
引用元:http://race.sanspo.com/keiba/news/20181212/pog18121211450009-n1.html