本日ピックアップするニュースは2月最初の週末となる今週末の2月3日(日)に東京競馬場で行われるG3東京新聞杯からとなる。同日には京都競馬場でG3きさらぎ賞も行われるが登録メンバーの注目度等からこちらをチョイス。
なかなかの豪華メンバーとなりそうな東京新聞杯だが、初回の月曜日に取り上げるのは重賞2勝、17年の朝日FSで2着となったタワーオブロンドン(牡4/鹿毛)だ。同じ藤沢厩舎からは昨年の天皇賞・秋を勝ち有馬も2着だったレイデオロの全弟、レイエンダも登録されているがルメール騎手はこちらのタワーオブロンドンに騎乗という事で、更に注目度が高まったと言える。
2月初週(3日)の東京メーンは「第69回東京新聞杯」。昨年Vのリスグラシューはのちにエリザベス女王杯を制覇しており、GIへ羽ばたくステップにもなる。強力な明け4歳勢のなかから、タワーオブロンドンに注目だ。
マイルCS馬ステルヴィオを筆頭に、層の厚い4歳マイラー陣。そのなかでも、タワーオブロンドンは屈指の実力馬だ。
(中略)
坂路を中心に山のような乗り込みを消化して、23日はWコース4F55秒7、ラスト1F13秒5をマーク。同じく東京新聞杯に出走するレイエンダと併入した。
「折り合い面で進境が見られるし、馬はさらに良くなっている。体調も上々だよ」と、トレーナーは仕上がり具合に太鼓判を押す。
賞金別定で他の4歳牡馬より1キロ重い57キロを背負うが、それも実力の証し。鞍上に再びルメールを迎えて、春のGIシリーズに向けて好スタートを決めたい。
引用元:サンケイスポーツ
記事の通り層が厚いと言われている4歳マイラー陣だが、中でもタワーオブロンドンが屈指の実力馬であることは周知の事実と言え、NHKマイルで1番人気を受け大敗を喫したものの、その他のレースでは全て3連対以内とその実力の高さは折り紙付きだ。前走のキャピタルSでは初めて古馬との対戦も経験し、今回も登録されているグァンチャーレにクビ差で敗れたものの2着と相変わらずの安定感を見せた。調教では坂路を中心にかなり乗り込んでいるようで、仕上がりも順調そうだ。
ハンデは1キロ重い57キロだがその点においてはそこまで大きく影響するようなヤワな馬では無いだろう。まして鞍上はNHKマイル以来となる慣れ親しんだルメール騎手となればその期待値は高いと言えるだろう。同厩舎のレイエンダではなくこちらにルメール騎手、という事なので陣営の思惑も透けて見えるという物だろう。予想印を付けるならここは◎で良いと思われるが、対抗馬の候補が多そうで予想をまとめるのに苦心しそうなレースになりそうだ。
引用元:http://race.sanspo.com/keiba/news/20190128/ope19012811130013-n1.html