本日ピックアップするニュースは3月3日の日曜に中山競馬場で行われるG1皐月賞のトライアルレースとなるG2弥生賞より。今週はこの弥生賞のニュースに絞って紹介していく。今日の記事に取り上げられているのは2戦2勝、新馬戦での勝利後に挑戦したG3京成杯でも勝利しており無傷の連勝中のラストドラフト(牡3/黒鹿毛)だ。
父はG1を4勝のノヴェリスト、母は桜花賞馬のマルセリーナという事でその血統の良さが注目されている。ノヴェリスト産駒は今までほぼ結果を出せておらず、このラストドラフトの京成杯勝利が初の重賞制覇となった。
春の訪れとともに3月3日、中山で皐月賞TR「第56回弥生賞」が行われる。少数精鋭のなか、注目を集めるのがラストドラフトだ。新馬-京成杯と、自在性を示しながら連勝。桜花賞馬マルセリーナを母に持つ良血が、クラシックの主役に名乗りをあげる。
無傷連勝で京成杯を制したラストドラフトが、皐月賞と同じ舞台のTRに満を持して臨む。
幼さを見せた新馬戦に続く前走は2番手からの横綱相撲で、「脚質の幅を見せてくれたのは心強い」と戸田調教師。史上初となるキャリア1戦での京成杯制覇も、2歳12月の初陣から桜花賞馬(11年)に上り詰めたマルセリーナの子らしいセンスのたまものだろう。
中間は「放牧に出すと帰厩の経験がないのでソワソワするかも。同じパターンで」という意図のなか在厩で調整し、21日にはWコース6F81秒3で年長馬を突き放した。「抜け出すと(相手を)待つ面があるので軽く促したが、動きは問題なく、いいテンションで向かえそう」と騎乗したトレーナー。「同じ中山でも(観客数など)変わっていく雰囲気に慣れていってくれれば。ダービーへ向け、いい流れできている」
引用元:夕刊フジ
新馬戦はなんとか勝利したものの鞍上のルメール騎手からは「まだ精神面が子供」と評されたものの続く形成杯では一変しかなり2番手から4コーナーで先頭に立つと一気に後続を突き放す強さを見せた。まだ幼さは残っているようだが血統とこの急成長ぶりで人気を集めそうだ。恐らく今回の弥生賞ではニシノデイジーと人気を分ける事になりそうで、真価が問われる一戦となりそうだ。勝てば無敗での皐月賞挑戦。その流れは過去にはディープインパクトやサトノクラウン、マカヒキと強者の道。その流れにラストドラフトも乗る事が出来るか。
予想印を付けるならば最終追い切りの様子を見てからとしたいものの、ニシノデイジーかこちらのラストドラフトに◎を付けるだろう。
引用元:http://race.sanspo.com/keiba/news/20190225/pog19022511120002-n1.html