本日ピックアップする地方競馬ニュースは昨日競馬場で行われた特別戦、クラシックトライアルより。1着2着馬には羽田盃の優先出走権、1着馬にのみ加えて東京ダービーの優先出走権が与えられるこのレースだが、記事に取り上げられているのはここを勝利した2番人気のアエノエンペラーだ。デビュー戦での勝利以降は2着3着でなかなか勝ちきれなかったアエノエンペラーだが、ここで2勝目となった。
7日、大井競馬場で行われた特別戦・クラシックトライアル(3歳・ダ1800m・1着賞金500万円)は、縦長の隊列の後方から進めた坂井英光騎手騎乗の2番人気アエノエンペラー(牡3、大井・的場直之厩舎)が、直線で外から突き抜け、最後は2着の5番人気ヤマショウブラック(牡3、大井・堀千亜樹厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分56秒0(不良)。
1着アエノエンペラーには羽田盃と東京ダービー、2着ヤマショウブラックには羽田盃の優先出走権が与えられる。
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2着には5番人気のヤマショウブラックが入線、続く3着には6番人気のトドビエンが入った。余談だがトドビエンとはスペイン語で「問題無いよOKOK」くらいの意味らしい。トドが鼻炎な訳ではないようだ。
1番人気のマイコートは10着、3番人気のマムティキングは8着に終わった。この2頭が大敗したもののそれなりに人気上位馬で決着が付いたため払戻しは三連単で26,970円とまあまあ。4着だったゴールドプリンスがもしも3着に入っていればかなり払戻しは跳ね上がった事だろう。たられば書いても仕方ない事だが。
勝ったアエノエンペラーの鞍上坂井騎手はまだ成長途上にあるものの強い走りが出来たと語り、特に不良馬場の走りがスムーズだったとコメント。悪路を苦にしないタイプのようだ。今回アエノエンペラーとヤマショウブラックが優先出走権を得た羽田盃は5月、アエノエンペラーが優先出走権を得た東京ダービーは6月に開催予定となっている。
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