ダノンプレミアムの回避で混戦となった皐月賞に、関東きっての切れ者が参戦する。フジテレビ賞スプリングSを差し切って重賞初勝利をあげたステルヴィオが、美浦TCのWコースで軽快な動きを見せた。
アーチキングを1馬身追走して直線で内に入れると、一杯に追われる相手に対して、馬なりのままラスト1F12秒0の切れ味。楽々と併入した。
「悪くないと思いますね。使って良くなっていると思うし、昨年の秋のころに比べると、毛ヅヤとかは段違いにいい」
木村調教師が体調面の充実ぶりに笑み。ここまで5戦して負けたのは、サウジアラビアRCと朝日杯FSの2着。どちらも勝ったのはダノンプレミアムで、他馬には先着を許していない。
「どんなコースでも、右回りでも左回りでも走る。頭が下がる思い」。トレーナーは宿敵不在の大一番でも安定した末脚に期待している。
引用元:http://race.sanspo.com/keiba/news/20180411/pog18041111580015-n1.html