本日ピックアップする地方競馬ニュースは浦和競馬場で行われた新鋭特別から。記事に取り上げられているのは浦和の「怪物」ホウショウレイルだ。まだ2歳の牝馬でこの新鋭特別が3戦目。デビューから3連勝はもちろん、新馬戦に当たるドリームチャレンジでは800mダートという短い距離にも関わらず2着と3.0秒の大差を付け衝撃のデビューを飾ると続く2戦目でも2.1秒差で勝利。そしてこの3戦目となる新鋭特別ではまたも2.9秒差での勝利と、まさに規格外の強さ。2戦目、3戦目共に単勝オッズ1.0倍という始末だ。
25日に浦和競馬場で行われた第6R・新鋭特別(ダ1500m・10頭)は、外枠から先手を取った御神本訓史騎手騎乗の1番人気、単勝1.0倍のホウショウレイル(牝2、浦和・小久保智厩舎)が、第3コーナーから後続との差を広げ始め、最後は2着のスフォルツアート(牡2、川崎・高月賢一)に大差(2.9秒)をつけ優勝した。3着は2馬身差でトーセンミラクル(牝2・浦和・小久保智)が入った。勝ちタイムは重馬場で1:36.3。
ホウショウレイルは父ヴィクトワールピサ、母ホウショウアマネ、その父Unbridled’s Song。母の母は2001年のさきたま杯などを制したゲイリーイグリット。7月18日のデビュー戦で2着に3.0秒差、2戦目は2.1秒をつけて優勝しており、今回はこれまでよりも引き付ける形の逃げとなったが、またも大差勝ちで無傷3連勝を飾った。
記事の通り、今回は重馬場だったのだがそれをモノともせず圧勝。手の付けられない強さを発揮している。小久保智調教師も2戦目の勝ちっぷりを見て「オバケです」と断言する程の強さ。馬主の意向からその目標は既に海外を見据えているようだが、これだけの強さを持つ馬ならば海外でも一線で戦えるだろう。中央に来るならば旋風を巻き起こしそうな馬だけに、南関重賞後は海外挑戦だと思うと少し寂しい気分だ。
引用元:http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=143329