本日ピックアップする地方競馬ニュースは岩手競馬からだが、残念なニュースを取り上げる事になってしまった。9月にも岩手競馬の馬から禁止薬物の陽性反応が出たニュースを取り上げたが、またしても、再び禁止薬物によるドーピングが発覚してしまった。今年の7月、9月に続きこれで立て続けに3度目となる。
競走馬理化学研究所から岩手県競馬組合に、28日の岩手競馬第5競走に出走し1着となったヒナクイックワン号から禁止薬物のボルデノン(アナボリックステロイド ※筋肉増強剤)が検出されたとの報告があった。6日、岩手県競馬組合が発表した。
岩手競馬では今年7月および9月にも同様の事案が発生し、全厩舎の緊急立入検査、厩舎監視体制の強化など再発の防止に努めてきたが、再度の禁止薬物陽性馬の発生を受けて、11月10日からの開催を予定通りに行うことは不可能と判断し、10~12日の開催中止が決定した。以降の開催については決定次第発表される。
今後は1日でも早く再開できるよう、早急に再発防止対策のさらなる強化を図り、公正な競馬を実施できる態勢の再構築に向けて取り組んでいく。
記事によると先月28日行われたレースで1着となったヒナクイックワン号から筋肉増強剤が検出されたとの事で、昨日6日、岩手県競馬組合から発表があった。今年だけでも7月と9月に二度禁止薬物の使用が発覚し、立ち入り検査や監視体制の強化など再発防止の施策はとってきていたようだが、結局は再び禁止薬物によるドーピングは起こってしまった。この件を受けて11月10日~12日の開催は中止。再開も未定となっているようだ。この中止による経済的被害も大きく、まして公正にやっていた所はまさにとばっちり。ファンを裏切る行為であり、公正であるべき競馬への冒涜であり、何よりそんな薬物を打たれたヒナクイックワンの身体への影響もあるだろう。二度とこのような事が起こらぬよう、再発防止への徹底を期待したい。
引用元:https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=146090