本日ピックアップする地方競馬ニュースは昨日28日(水)に川崎競馬場で行われた第29回ロジータ記念より。ロジータとは80年代の終わり頃から90年にかけて活躍し、牝馬でありながら南関東競馬3冠を達成した名馬の名前である。
という事で、牝馬戦となるこのロジータ記念の記事に取り上げられているのはこのレースで勝利した船橋所属のクロスウィンドだ。4番人気だったクロスウィンドは最後の直線で抜け出して2番人気クレイジーアクセルをかわし優勝。重賞3勝目を手にした。
28日、川崎競馬場で行われた第29回ロジータ記念(3歳・牝・ダ2100m・1着賞金2200万円)は、好位でレースを進めた矢野貴之騎手騎乗の4番人気クロスウィンド(牝3、船橋・佐藤裕太厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、逃げ粘った2番人気クレイジーアクセル(牝3、大井・渡辺和雄厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分17秒1(良)。
さらに3/4馬身差の3着に1番人気ゴールドパテック(牝3、川崎・岩本洋厩舎)が入った。なお、3番人気ファーストスキップ(牝3、浦和・小久保智厩舎)はゴールドパテックから2.1/2馬身差の4着に終わった。
勝ったクロスウィンドは、父ヴァーミリアン、母プリンシプルレディ、その父アグネスデジタルという血統。重賞はこれで3勝目。
1着が4番人気、2着が2番人気、3着が1番人気という大変堅いレース結果となり、3連単でも5,660円程度に終わった。勝ったクロスウィンドは今回のロジータ記念で走った2100メートルが最長の距離だったが特に問題なく勝ったため、本来の距離適正はこの辺りの距離であるのかもしれない。
地方競馬恒例のオモシロ馬名はパッと見では発見出来なかったのだが6着に「ミスマンマミーア」という馬を発見。マンマミーアの直訳は「自分の母親」という意味なので母親がミス?シングルマザーなの?というちょっとした違和感を感じた。完全に余談である。
引用元:https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=147584