本日2本目の地方競馬ニュースは先ほどレースが終了したばかりの川崎記念より。記事に取り上げられているのは圧倒的1番人気のケイティブレイブを抑えてついに待望のJpnI初制覇を果たしたミツバだ。JRA所属ながら主に地方競馬で活躍し、地方、中央問わずに重賞では勝利経験はあるものの、GI、JpnIでは未だに勝利が無かったミツバが、ついに栄冠を手にした。
30日、川崎競馬場で行われた第68回川崎記念(JpnI・4歳上・ダ2100m・1着賞金6000万円)は、中団からポジションを上げていった和田竜二騎手騎乗の3番人気ミツバ(牡7、栗東・加用正厩舎)が、直線に入って先行する1番人気ケイティブレイブ(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)・2番人気オールブラッシュ(牡7、栗東・村山明厩舎)の間を割って抜け出し優勝した。勝ちタイムは2分15秒0(良)。
2着は2.1/2馬身差でケイティブレイブ、3着はさらにアタマ差でオールブラッシュとなった。
勝ったミツバは、父カネヒキリ、母セントクリスマス、その父コマンダーインチーフという血統。明け7歳の初戦で待望のJpnI初制覇を果たした。また、合わせて父カネヒキリとの川崎記念父子制覇も達成した。
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レース前の人気としては昨年の覇者でありJBCクラシックの覇者でもあるケイティブレイブが圧倒的人気、2番人気には2017年の川崎記念覇者のオールブラッシュと順当な人気順となっており、ミツバはそれに次ぐ3番人気だった。
明けて7歳となったミツバはこれまでも2017年の同レースを皮切りにJBCクラシック、チャンピオンズC、東京大賞典とGI、JpnIに恥ず多く挑戦するも最高でも17年のJBCクラシックでの3着。勝利を掴めずにいたが、7歳となった今年2019年の初戦であるこの川崎記念でついにJpnI初制覇となった。これには実に4年ぶり、2回目の騎乗となった和田竜二騎手の力も大きかったが、前走でコンビを組み名古屋グランプリで2着だった福永祐一騎手の進言でこのレースへの出走が決まったというのだから、騎乗は無かったものの福永騎手のお陰でもあると言える素晴らしい一勝となった。
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