「ヴィクトリアマイル・G1」(13日、東京)
G1馬が6頭も出走する豪華な春の女王決定戦。最有力となるのが重賞3連勝を含む目下4連勝中のミスパンテールだ。ターコイズSで重賞初Vを決めると、京都牝馬S、阪神牝馬Sを連勝。しかも前2戦が差し切り、前走が逃げ切りと脚質に幅を増してのG1挑戦となる。昆師は「メリハリがついて理想的な形の調整ができている」と手応え十分の様子。
G1で2勝を挙げるソウルスターリングは昨年のオークス制覇を最後に4連敗中。ただ、今回は現状でベストと思われる東京芝マイル。不振の要因として挙げられる気難しい面について、藤沢和師は「調教で見せていた難しい面も今のところはうまくいっている」と力を出せる状態にあることを強調する。
このレースのキーワードとして挙げられるのが“リピーター”。ヴィルシーナ(13年、14年)とストレイトガール(15年、16年)が連覇を達成している。昨年勝利後は結果が出ていないアドマイヤリードだが、軽視はできないだろう。
昨年のNHKマイルC覇者アエロリットは強豪牡馬相手の中山記念で2着。得意舞台で2つ目のビッグタイトル奪取をもくろむ。
レッツゴードンキ、レーヌミノルの桜花賞馬2頭、東京マイルで重賞2勝を挙げるリスグラシューなど、V候補が五指に余る混戦だ。
引用元:https://www.daily.co.jp/horse/2018/05/06/0011231570.shtml