本日はキーンランドカップのニュースを一休みして週末に開催されるもう一つの重賞、G3新潟2歳ステークスの注目馬ニュースをピックアップする。2歳戦という事で、出走するのは1~2レースしかデータの無い馬ばかりで、判断材料が少ない予想の難しいレースとなっている。この新潟2歳ステークスで活躍した馬はその後大きく羽ばたく事も多く、これからが期待出来る若駒を見抜くためにも大事な一戦と言えるかもしれない。
記事に取り上げられているのは登録馬の中でも特に注目を集めているケイデンスコールだ。新馬戦では2着になっているものの、ハナ差で破ったアドマイヤマーズは続くOP戦で快勝しており、ハイレベルな新馬戦だった事が要因。決してその才能を否定する物ではなく、続く未勝利戦は難なく勝利している。
自慢の末脚は長い直線でこそ生きる。鋭い決め手を武器に、ケイデンスコールが新潟2歳王者の座を奪いにいく。
前走後は滋賀・ノーザンファームしがらきへ1週間のミニ放牧に出て、帰厩後も順調。1週前には栗東坂路で4ハロン54秒1-12秒4を馬なりでマークし、僚馬に併入した。安田隆調教師は「調教も予定通りに消化。2戦目での勝ち上がりになったけど、初戦で負けた相手が次に強い競馬をしているからね。能力的にもチャンスはある」と素質を信頼。今週は札幌のキーンランドCにも同じロードカナロアを父に持つダノンスマッシュがスタンバイ。自ら管理した名馬の産駒での初タイトルに力が入る週末だ。
ロードカナロア産駒という事もあり、血統的にも期待の大きいケイデンスコール。調教は予定通りに順調との事。騎手の乗り変わりはあるが、石橋騎手は新潟での勝利数が多く得意としているようなので、これはプラス材料とも取れる。
前走の未勝利戦は今回のと同じく新潟の1600メートルという事もあり、そこを快勝している事が一番のプラス要素と言えるだろうか?勝ちタイムも十分優勝を狙えるタイムだったため、前走のような走りでサクッと差しきる可能性はある。他の登録馬の情報もまた少ないのでなかなか判断が難しいながらも、印を付けるなら本命の◎を付け、軸にするにはこの馬が最適と言えるだろう。
引用元:http://race.sanspo.com/keiba/news/20180821/pog18082105040003-n1.html