本日ピックアップするニュースは1度ローズステークスをお休みして祝日の月曜開催となるG2朝日杯セントライト記念より。記事に取り上げられているのはデビュー戦後に骨折、長期休養を余儀なくされたが復帰後も連勝中のレイエンダ(牡3/黒鹿毛)。言わずと知れた17年日本ダービー馬レイデオロの全弟である。兄の才能からするとこの全弟であるレイエンダの才能も疑う余地は無いが、今回が重賞初出走という事もありいよいよその才能が試されるレースとなるだろう。
◆セントライト記念追い切り(13日、美浦トレセン)
杉原誠人騎手(レースはクリストフ・ルメール騎手)を背にペイドメルヴェイユ(4歳1000万)を5馬身追走。4ハロンから気分よく進むと、直線では鞍上の合図に素早く反応。内からシャープに伸びて、最後は併入に持ち込んだ。
17年日本ダービー馬レイデオロの全弟は、昨夏の札幌での新馬戦(1着)後に膝の骨折で長期休養へ。それでも、今春の復帰後は500万、1000万をノンストップで駆け上がって重賞に初挑戦する。
藤沢和調教師は「速いところにいって反応がいいのは、この血統の共通点。今回は同世代のオープン馬たちが相手になるが、トライアルだし、結果として夏場に一回使っているのもいいんじゃないか」と期待を持って送り出す。
復帰後の2戦を見ても怪我の影響はすっかり無くなっている事は明らか。血統的には骨折が無ければとっくに重賞馬へとなっていたであろう才能馬が、ここからスター街道を駆け上がる。オープン馬にも引けを取らないはずであり、今回のG2で快勝するのを筆者としても期待している。遅れてきた大物に大注目だ。予想印を付けるなら◎か○、という事になるだろうか。とりあえず抑えておきたい一頭なのは間違いなしだ。
引用元:https://www.hochi.co.jp/horserace/20180913-OHT1T50100.html