本日ピックアップするニュースは引き続きG2毎日王冠より。記事に取り上げられているのは前走G3エプソムカップで重賞初勝利を果たし連勝を狙うディープ産駒のサトノアーサー(牡4/青鹿毛)だ。3歳時はダービーや菊花賞にも挑戦するも惨敗、G2以下の重賞戦でもなかなか勝ち星が得られず、昨年末からはOP戦で力を付けてきたサトノアーサー。エプソムカップでの勝利で弾みがついたはずだ。
◆毎日王冠追い切り(3日・栗東トレセン)
重賞連勝で秋の主役になる。サトノアーサーは栗東・CWコースで水口(レースは戸崎)が騎乗し、6ハロン83秒9―12秒0。4馬身追走したスプマンテ(4歳1000万)を直線でとらえ、豪快に突き放し4馬身先着した。「ここまで順調。先週までしっかりやっていて全体的に良くなっている。今日もラスト1ハロン、しっかり伸びていた」と池江調教師は納得の表情だ。
4歳の今年6月に重賞初制覇となったエプソムCと同じく、舞台は東京の芝1800メートル。16頭立ての大外枠を克服し、力強い脚で抜け出した。「良馬場の方が切れる馬だけど、重馬場でもしっかり走っていた。今回の内容で今後のことが決まる」と池江師。王道の天皇賞・秋への挑戦権をつかむため、遅咲きのディープインパクト産駒が4か月ぶりでも結果を出すか。
追い切りで僚馬を4馬身突き放す豪快な走りを見せたサトノアーサー。池江師も順調そのものとコメントし満足気だ。記事の通りエプソムカップと同じ場所、距離という事で期待感は高まる。「今回の内容で今後のことが決まる」と池江師も言い切るほどサトノアーサーにとっては重要な局面。ここで天皇賞・秋への条件が整うかどうかで運命は大きく変わるだろう。早熟と言われるディープ産駒にしては遅咲きと言えるサトノアーサーはここからそのイメージを払拭する活躍を見せてくれるだろうか。
予想印については、人気は集めそうだが本命とするには少し不安もあるため、▲か△、と言ったところに落ち着くだろう。
引用元:https://www.hochi.co.jp/horserace/20181003-OHT1T50198.html