週末重賞予想コラム【G1菊花賞】エタリオウ3頭併せで集中力をキープ

(c) 2018 The Sankei Shimbun. & SANKEI DIGITAL INC.

(c) 2018 The Sankei Shimbun. & SANKEI DIGITAL INC.

本日ピックアップするニュースは引き続きG1菊花賞から。記事に取り上げられているのは神戸新聞杯2着のエタリオウ(牡3/青鹿毛)だ。現在までの勝ったのは2戦目となった未勝利戦のみで、その後はダービーで4着、残りは全て2着という実力はあるものの展開に恵まれない馬、というのが正直な印象だが、前走の神戸新聞杯では直線で最後方から脅威の末脚を見せ、同じく直線で伸びて勝利したあのダービー馬ワグネリアンに対してもあと一歩の2着、しかも今回も出走するエポカドーロもかわしている。この脅威の末脚が評価されてなのか、1勝馬にも関わらず某サイトでは予想オッズ1位という驚きの評価を得ているのだ。

 神戸新聞杯で2着のエタリオウは栗東CWコースで内ユーキャンスマイル、外アドマイヤデジタルと併せた。2番手を走り、4角で中へ。直線で内外に挟まれながら集中力をキープしていた。

 「TRを使って良くなったし、先週、(デムーロ)ジョッキーが乗ってしっかり追ったことで、きっちり上向いてきた」と友道調教師。直線外から強襲したダービーが4着。「集中力が続かないので、しまいにかけた。前走も、今回も同じ。前に行く馬もいるし、流れてくれないかな」と、一気の差し切りを狙う。

予想オッズ1位というのは鞍上がデムーロ騎手だというのも加味されているだろうか。今回の菊花賞は混戦必至と言われる中、未勝利戦で1勝しかしていない馬がここまで評価されているのはちょっとした異常事態かもしれない。あの末脚も友道師曰く「集中力が続かないから」との事で、なんだか弱気な発言のような気もする。実際のオッズは知名度の問題もあり1番人気にはならないとは思うが、知名度中心のオッズとなり大きく人気が下がるのであれば完全に狙い目となる美味しい1頭になり得る。当日のオッズには大注目だ。印を付けるなら某サイトほどの評価は出来ないと考え、×あたりになるだろうか。

引用元:http://race.sanspo.com/keiba/news/20181017/ope18101711310017-n1.html

[PR]
PR

口コミの入力は終了しました。