本日ピックアップするニュースはいよいよ枠順も確定し、あとは当日を待つのみとなったG2日経新春杯より。記事にとりあげられているのは今回のレースではかなり数の多いステイゴールド産駒のアフリカンゴールド(牡4/栗毛)だ。今回の日経新春杯では昨年の菊花賞で大敗し、その次の舞台としてここに照準の合わせている馬が多いが、このアフリカンゴールドもその1頭。
アフリカンゴールドが日経新春杯で巻き返しを目指す。
中間はリフレッシュ放牧に出されて、今年はここから始動。12月7日に帰厩し、コース、坂路で入念に乗り込まれている。
先週はCウッド6F83秒5―38秒4をマーク。きのうも6F82秒9―39秒2と長めからしっかりと追われた。
「順調にきてるよ。2週前にも5Fから負荷をかけている。太るタイプではなく、馬体重は同じくらい。仕上がりはいい」
菊花賞後に無理をさせなかったのも正解。一息入れた効果は大きい。
「気性面が成長。落ち着きが出てきたんだ。だから以前と違って、コースだけでなく、坂路でも乗れるようになった」
今回はミナリクと初コンビを組む。
引用元:日刊スポーツ
菊花賞3000メートルでは外を回る事になり大きく消耗、その結果の12着に終わっているアフリカンゴールド。距離の問題はやはりあったようで菊花賞の前のレースでは今回と同じ2400メートルで快勝しており、距離的には菊花賞よりはプラスに働く事だろう。その後はリフレッシュ放牧を経て先月頭に帰厩、この日経新春杯に照準を合わせて調整を行ってきたようだ。
かなり負荷をかけてきたようだが、馬体重は前回と同じくらいとの事で仕上がりは順調との事。一度リフレッシュ放牧を経たのは正解だったのだろう。年が変わり一つ馬齢も上がって4歳。気正面でも成長を見せているというアフリカンゴールドは坂路でも乗れるようになったという事で、そこでもしっかり負荷をかけて体を作ってきたようだ。
短期免許で来日中で1~3月まで日本で乗るF.ミナリク騎手とは今回が初コンビ。主戦場であるドイツでは2年連続のリーディングに選出されているようにその実力は確かだ。そのミナリク選手はアフリカンゴールドについてハンデ52キロはどうかと思ったが、乗れる、と話しているようで、その手腕には西園師も期待を寄せているようだ。
予想印を付けるならこれまた悪くない1頭なので、〇~△あたりが良いだろうか。
引用元:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/race/245164