平日最後の金曜にピックアップするのはもちろんG3函館記念より。金曜はイチオシ穴馬の紹介という事で、今週取り上げるのは重賞1賞のメートルダール(牡6/鹿毛)だ。
今年の始動戦となったアメリカジョッキークラブカップでは3着と好走するも、金鯱賞では13着、前走の新潟大賞典では9着に終わっている。
菊沢、斎藤と若手2世ジョッキーの活躍が目覚ましい中、この男も負けてはいない。米GIベルモントオークス招待でジョディーを4着に導いた武藤騎手が、初の海外遠征の疲れを見せず、セレクトセールを経て函館入り。この日はコンビを組むメートルダールの追い切りをつけた。
Wコースで仕掛けられると反応よく1ハロン12秒8(5ハロン65秒3)をマーク。軽快な動きに武藤騎手は好感触を得たようで「美浦でしっかり稽古ができていたので、イメージ通りの動き。状態はいいし力を出せる仕上がり。洋芝も大丈夫」と、JRA重賞初制覇へ意欲をにじませた。
サンケイスポーツ
記事の通り今回は初コンビとなる武藤雅騎手が鞍上。初の海外遠征で4着の成績を残し函館入り。メートルダールの追い切りに騎乗した。
武藤騎手によるとしっかり稽古されたイメージ通りの動き、と語り良い状態に仕上がっている実感を掴んだようだ。
今回メートルダールをチョイスしたのは函館記念が毎年荒れ模様だという点、そして過去に重賞を制しており、近走で結果の出ていない馬の激走がデータとして見られるという点だ。
メートルダールは現在の予想オッズで7番人気、過去に重賞も勝利しており条件としてはピッタリ。枠順も4枠8番と真ん中を引き当てており、期待値は高いと思われる。
不安要素としては道悪だろうか。複数回メートルダールとコンビを組んだ福永祐一騎手曰くこの馬は道悪だと実力を発揮できない、とも。
気になるところはあるものの、予想印としてはやはり×。2着3着狙いで馬券に組み込んでみたいと思う。
引用元:https://race.sanspo.com/keiba/news/20190711/ope19071105130011-n1.html