【G3中京記念】和田、ガリバルディの末脚勝負に懸ける

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金曜になりいよいよ枠順も確定したG3中京記念。注目度の高いグレーターロンドンは8枠16番の大外、昨年の覇者ウインガニオンは7枠13番とこれまた外からのスタートとなった。末脚勝負のグレーターロンドンはともかく、昨年は内からのスタートで優勝したウインガニオンにはマイナス要素だろうか?

本日ピックアップするニュースは人気馬では無いが注目すべき馬となるガリバルディ。ディープインパクト産駒で2年前の中京記念の優勝馬だ。鞍上は宝塚記念をミッキーロケットで制した事が記憶に新しい和田竜二騎手。一昨年の覇者が再び同レースを制する事が出来るだろうか?

◆第66回中京記念・G3(7月22日・芝1600メートル、中京競馬場)

夏の中京を締めくくるハンデG3の中京記念(22日)で、和田は2年前の勝ち馬ガリバルディに騎乗する。初コンビだった前走の読売マイラーズCでは4着に導いており、「前が止まって、うまく(馬群が)ばらけてくれれば」と今回も末脚勝負に懸けるつもりだ。

ミッキーロケットの宝塚記念で17年ぶりに中央G1制覇を果たしたベテランは、この中京開催ではここまで3週で最多の58鞍に騎乗。最終週も平地23鞍中22鞍にスタンバイと精力的だ。開催リーディングでは1位のMデムーロに4勝差で2位タイの8勝。一気の固め勝ちで大逆転となれば、充実の夏はさらに熱くなる。

記事の内容としてはほとんど和田騎手の話題になっているため、ガリバルディ自体についての話があまり出てきていないが、ディープ産駒らしく今回も末脚での決着を狙うようなので、5枠10番という位置はまあ悪くは無いだろう。一昨年の同レース以来の2年間勝利から離れているが、前走のG2マイラーズCでは4着と和田騎手とのコンビはプラス材料と言えるだろう。

ここで気になってくるのは負担重量。7歳馬で斤量57キロはなかなか厳しい。グレーターやウインガニオンもそれぞれ負担重量が大きく条件は近いと言えるが、その点では3番人気のワントゥワンが同じディープ産駒で5歳。牝馬という事もあり負担重量は52キロとかなり条件が良い。しかも鞍上はデムーロという事で同じディープ産駒として大変な強敵になるはずだ。

予想としては、ガリバルディ自体には◎は付けられないだろう。穴狙いとしては悪く無い馬だとは思うので、印を付けるとしたら×にする。ニュースはガリバルディの事となったが、やはり筆者としては気になってしまうのはワントゥワン。こちらには○を付ける事になるだろう。

引用元:https://www.hochi.co.jp/horserace/20180719-OHT1T50177.html

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