本日ピックアップするニュースは北海道胆振東部地震で被害を受けたばんえい競馬から。発生から8日が経過し、インフラの復旧はかなり進んでいるようだが、元通りの日常に戻るにはまだ時間がかかりそうだ。特にエンターテイメントの括りである競馬等は、どうしても後回しにされがち。こういう時にこそ開催を、という声ももちろんあるが、現実としてなかなかそうも行かないものだ。今回の記事は未だ電力供給が不安なため、今週末はナイター開催を取り止め薄暮開催に変更されるという記事だ。
ばんえい競馬は地震の影響により、9月15日~17日の開催を電力節電のため、ナイター開催から薄暮開催に変更することを発表した。それに伴い、開催期間の帯広競馬場の開門時刻は12時00分、1R発走時刻は12時55分、最終11Rは18時45分発走となる。
なお、9月22日からの開催時間も変更になる可能性があり、場外発売、J-PLACE(JRA)は9月15日から発売および払い戻しを再開。また、7月8日~7月24日の間に購入した勝馬投票券の払い戻しは、9月23日まで払い戻しを延長することも発表された。
(ばんえい十勝のリリースより)
あまり聞き馴染みの無い人も居るだろうが、薄暮開催(はくぼかいさい)とはナイター設備がまだ整っていない時代、公営レース等では日没後のレースが禁止されていた(現在もナイター設備の無い施設では開催出来ない)のだが、やはり仕事帰りの会社員等の需要もある事から、レース終了を日没ギリギリにスライドさせ開催するレースの事だ。
これは電力に不安のある中で少しでも節電にしようという方策との事。来週末でもまだ電力状況は不透明であるため、22日からの開催も薄暮開催になる可能性があるようだ。
引用元:http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=142698