本日ピックアップするニュースは昨日に引き続き平成最後のG1、天皇賞・春より。記事に取り上げられているのは今回のメンバーで唯一のG1ホースであるフィエールマン(牡4/鹿毛)だ。
デビューから4戦で菊花賞を制した天才肌は、今年の始動戦となったAJCCでは先日急逝したシャケトラに敗れ2着。今回の天皇賞で再びの対決が期待されていたが、残念ながらそれは叶わぬ夢となった。
「第159回天皇賞・春」(GI・28日・京都・芝3200メートル)に、登録馬唯一のGI馬・フィエールマンがGI2勝目を目指して登場する。3カ月ぶりの実戦になるが、順調に仕上がっている。勝った菊花賞時も約3カ月半ぶりで、ぶっつけ本番は問題ない。GI連勝中のルメールに導かれ、平成最後のJRA・GI勝ちを目指す。
今回も傾向通りの結果になるのだろうか? 桜花賞、皐月賞と勝ち馬にいずれも共通したキーワードは「ぶっつけ本番」と「鞍上ルメール」。そして今回、これにぴたりと当てはまるのが、3カ月ぶりのレースで、ルメールが騎乗するフィエールマンだ。
大舞台での巻き返しに向けてすこぶる順調だ。美浦Wで17日の1週前追いでは、3頭併せで最先着した。しまい気合をつけられて6F82秒3-38秒3-13秒0と、特別速い時計を出したわけではないが、道中はほどよい気合乗りで、前へ前へと進む意思が強く表れていた。
中日スポーツ
3か月ぶりの実戦で、一度使う事なく天皇賞にぶっつけ本番。記事の通り菊花賞でも同じようなローテーションで勝利しているので、ぶっつけ本番は問題なさそうだ。しかも、ぶっつけ本番と言えば今の競馬界の「トレンド」ですらある。
鞍上も再びG1連勝中のルメール騎手という事で、鞍上にも不安なしだ。桜花賞も皐月賞も、記事にあるとおり「ぶっつけ本番」かつ「鞍上ルメール」でグランアレグリア、サートゥルナーリアが勝利しておりまあ縁起は良いと言えるかもしれない。
1週前追い切りでは3頭併せで先着。時計はそれほどでもなかったが、気合は見て取れたとの事で気力は充実といった所か。
前走は一頓挫あった後だった、との事だが今回は非常にいい感じ、と手塚師も語っている通り、前走前よりはむしろ菊花賞前くらいに充実ぶりとの事で、2つ目のG1取りに自信を見せた。
予想印を付けるならばエタリオウよりもこちらが◎と言っても良いかもしれない。
引用元:https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/race/news/CK2019042302000212.html