週末重賞予想コラム【G1天皇賞・秋】レイデオロ不安一掃…先週下馬の影響なし

c デイリースポーツ

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本日ピックアップするニュースは引き続きG1天皇賞・秋より。記事に取り上げられているのはこちらも人気上位間違い無しのレイデオロ(牡4/鹿毛)だ。京都記念でまさかの3着、ドバイで4着と精彩を欠いた感もあったが前走のG2オールカマーでは見事に勝利、その勢いのまま天皇賞・秋へと乗り込んで来たが、調教中ヒヤリとする場面もあったようだ。

 「天皇賞・秋・G1」(28日、東京)

京都記念3着、ドバイシーマクラシック4着のもやもやを吹き飛ばす快勝だった。前走のオールカマーを制したレイデオロ。復活を印象付けた内容に、藤沢和師も「いい競馬だった」と納得していた。

ところが、万事順風満帆とはいかないもの。福島県のノーザンファーム天栄から、11日に美浦トレセンへ帰厩。ここまでの青写真は予定通りだったが、1週前追い切りで思わぬアクシデントに見舞われた。美浦Wで僚馬2頭を追い掛ける形でスピードに乗ったが、直線に向くと騎乗していた五十嵐(レースはルメール)が手綱を引っ張って馬を止めにかかった。4角付近でチップのくぼみに脚を取られバランスを崩し、歩様に異常を感じたため向正面で下馬。診察を受けた結果、幸いにも異常は見つからなかったというが、ヒヤリとさせたシーンだった。

ウッドコースで1週前追い切りを行っていた際、くぼみに脚を取られてバランスを崩してしまい、あわやこのタイミングで怪我か、と関係者は青ざめた事だろう。実際に診察を受けた結果は異常なしという診断でほっと一安心と言った所だろうか。

 翌18日には美浦坂路で4F63秒5-15秒0、さらに21日には同坂路で4F55秒0-12秒1を計時。自らの走りで無事をアピールした。師は「元気、元気。何の心配もない」と不安を一掃する。「あんな馬場状態で馬がフワッとなったけど、大事を取って良かった」と影響が最小限に済んだことを強調した。

出走態勢さえ整えば、現4歳世代の頂点を極めた底力は言わずもがな。前走で思い出した勝利の味を糧に、今秋のG1戦線を突き進んでいく。

そんなヒヤリとするトラブルの翌日18日には何の問題も無い走りを見せてくれたレイデオロ。前走オールカマーの時のような走りが出来れば当然勝ち負けを争える事は間違い無い。17年ダービー以来G1勝利はご無沙汰だが、ここで勝ってG1の2勝目を目指す。予想印は前走の様子から見て今の所は◎~○辺りと見ている。

引用元:https://www.daily.co.jp/horse/2018/10/23/0011753846.shtml

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