平日最後の金曜日にピックアップするニュースはやはりG1朝日杯フューチュリティステークスより。記事に取り上げられているのは今回のレースの伏兵馬となりそうな1頭、ディープダイバー(牡2/黒鹿毛)だ。今年6月にデビューとなったディープダイバーは新馬戦2着の後未勝利戦に挑戦するも連対は出来てもなかなか勝ち星に恵まれず、9月の未勝利戦で勝利、その後のOP戦、500万下でも2着続きと目立った活躍は無いものの連帯率が高い。
前々走では今回も出走となるニホンピロヘンソンに敗れているが、その着差は0.3と大きく負けた訳ではない。前走も2着だがクビ差と常に惜しいところまでは来ている。
秋明菊賞2着のディープダイバーは、川田騎手を背に坂路で伸びのあるフォームを披露。4ハロン52秒5-12秒7を馬なりで駆け上がり、僚馬メモリーコロネット(500万下)と併入した。
「動きは良かったと思います。ジョッキーに任せていましたが、しっかりやれましたね」と大久保調教師。久々のマイル戦についても「引っ掛かるような馬じゃないので、合わないとは思わない」と自信を見せた。
追い切りでは過不足の無い余裕のある走りをみせており、落ち着きがある。今回のレースはこれまでよりも当然相手が強くなるが、レース経験の多さでカバーできる部分もあるだろう。マイル距離は久しぶりとはいえどちらも2着。大きな問題にはならないだろう。
もちろん、このメンバーの中で1着になり急にG1制覇、という事もあり得ない話では無いだろうが、それよりも注目馬4強の争いの中ポロっと3着辺りに入り倍率を上げてくれるかもしれない、そんな期待が持てる馬だ。予想印を付けるなら×だが、伏兵馬としてはこのディープダイバーに勝っているニホンピロヘンソンも気になる所。どちらかが×で予想入りするだろう。
引用元:http://race.sanspo.com/keiba/news/20181213/pog18121305030008-n1.html