今週末に開催される重賞レースはJ・G3新潟ジャンプS、G3新潟2歳S、そしてG3キーンランドカップと3レースが開催になるが、注目はやはりG3キーンランドカップになるだろう。そこで今週はこのキーンランドカップの登録馬、出走馬のニュースを中心に取り上げ、活躍期待度や調教の出来を参考に予想印を付けられるかどうか検証していく。
最初に取り上げるのは2015年の桜花賞馬レッツゴードンキ(牝6/栗毛)だ。2015年の桜花賞以来様々なG1戦に挑戦してきた歴戦馬。勝ち星こそなかなか獲れないながらも今年も高松宮記念で2着など相変わらず好走も多い。
レッツゴードンキのオールマイティーな強さは今年も発揮されている。ダートマイルのフェブラリーSで5着、芝6Fの高松宮記念でハナ差の2着、芝マイルのヴィクトリアマイルで6着。とはいえ、昨年2月の京都牝馬Sのあと勝利がないのは物足りない。相性がいい札幌のGIII舞台は、待望の4勝目をあげるにはまさにおあつらえ向きといえるだろう。
間隔は空いたが、1週前の中身は上々。函館芝コースで岩田騎手が騎乗して、5F63秒4、ラスト1F11秒3をマークした。「休み明けでボォーッとしている面はあるけど、元気自体はいい。このひと追いで仕上がるだろうし、息も入ってくるね」とジョッキー。
相性が良い札幌、という事だが今まで3戦のみの経験で1着は1度とそこまで好相性だろうか?という疑問も残るが、寺田助手も洋芝での結果に触れる等まあ得意という事は間違い無いだろう。
1週前の段階では気持ちは出来上がっていないようだが、場数は踏んでいる馬なので当日までにはしっかりとしてくる事だろう。某サイトの予想オッズでは現在1番人気だが、素直に◎を付けるよりは対抗馬辺りとして見ておくのが良いかもしれない。筆者なら現状では○か▲を付けるだろうか。
引用元:http://race.sanspo.com/keiba/news/20180820/ope18082011380012-n1.html