本日ピックアップする地方競馬ニュースは、こちらとしてもあまりこう何度も頻繁に取り上げたくは無いのだが、またしても、禁止薬物検出についての記事である。今回禁止薬物が検出されたのは浦和所属のトーセンデューク。23日に開催された浦和記念に出走して7着だったの馬だが、レース後に禁止薬物であるプロカインが検出された。
埼玉県浦和競馬組合は29日、今月23日に浦和競馬場で行われた「第39回浦和記念・Jpn2」に出走して7着となったトーセンデューク(浦和・小久保智)から、禁止薬物のプロカインが検出されたと発表。同馬を失格として同競走の着順を変更するとともに、12月23日まで出走停止とした。
また、同組合は、小久保智厩舎の立ち入り検査、在厩馬の薬物全頭検査を実施するため、29日の川崎競馬に出走予定だった5頭はすべて競走除外となった。
プロカインは局所麻酔に使用される薬物で、10月2日の船橋競馬でも同厩舎の所属馬から検出されていた。
当然、トーセンデュークは失格。1ヶ月の出走停止の処分となった。浦和競馬組合は問題の小久保厩舎の立ち入り検査、全頭検査を行うため昨日の川崎に出走予定だった馬は全て除外となった。プロカインについては以前の禁止薬物関連のニュースでも取り上げた、というか、その10月2日の船橋競馬の時に取り上げた。同じ厩舎という事で全く反省もしておらず、かなり悪質としか思えない。再発を防止、と前回も浦和競馬組合は発表していたが、同じ厩舎からの再発となれば厩舎関係者のみならず、組合側の責任も免れないだろう。
引用元:https://www.daily.co.jp/horse/2018/11/29/0011862266.shtml