本日ピックアップするニュースは引き続きG1・阪神ジュベナイルフィリーズより。記事に取り上げられているのはこれまで2戦2勝のクロノジェネシス(牝2/芦毛)だ。新馬戦で勝利し続くOP戦アイビーSでも勝利、血統的にも今年のエリザベス女王杯でも5着と上位だったノームコアの半妹で父は凱旋門賞馬のバゴと恵まれている。
新馬→アイビーSを連勝中のクロノジェネシスは、栗東CWコースでヴィッセンを4馬身追走。スムーズに折り合い、4コーナーで内へ。一杯に追われた古馬を相手に、直線へ向いても手綱を持ったまま、ラスト1F過ぎでスッと半馬身抜け出した。
「1週前に(速い)時計を出したし、余裕を持たせてやりたかった。いい意味で先週と変わりない」と騎乗した北村友騎手。前2走から1F短くなるが、「マイルになって、より速い馬もいるだろうけど、この馬のリズムを守りたい。瞬発力、加速の速さから対応できると思う。高いポテンシャルを生かせるだけの体もあるし、期待度は非常に高い」と、V3へ自信を見せていた。
追い切りでもその高いポテンシャルを発揮しており古馬相手にも直線で余裕をもったまま先着するなど充実ぶりを見せている。今までの2走は共に1800メートルでしかもスローペース、今回の阪神JFでは1600メートルと1Fの距離短縮でペースも上がるだろう。
これがどう作用するかは未知数ではあるのだが、北村騎手によるとむしろ競馬はしやすくなるのでは?との意見だったようで、あまり大きな心配は必要無いかもしれない。
最後の直線での強さを見せるクロノジェネシスだが、そうなった場合今週の記事で取り上げたディープインパクト産駒の2頭、ダノンファンタジーとシェーングランツとの直線での壮絶な叩き合いになるかもしれない。
予想印を付けるならばこちらも上位とという事で、◎~○辺り、ディープ産駒2頭と合わせて3頭どの馬に本命を付けるか今から悩ましい。
引用元:http://race.sanspo.com/keiba/news/20181205/pog18120511200014-n1.html