週末重賞予想コラム【G2札幌記念】ミッキースワロー、ラスト12秒5の躍動感

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枠順も確定しいよいよ開催の迫ったG2札幌記念。平日更新ラストの本日ピックアップするのは予想オッズ2番人気のミッキースワロー(牡4/鹿毛)についてのニュースだ。大阪杯で5着に入った後は休養に入り4ヶ月半ぶりのレースとなる。このレースを制するだけの実力は備えている馬だとは思うが、不安な要素もちらほら。その話の前に、とりあえず追い切りについてのニュース記事から見ていこう。

 ミッキースワローは先週に続き菊沢師自らが手綱を取りWコース単走。上がり重点に5F67秒7。直線は躍動感あふれるフットワークで、ラスト1F12秒5の好時計を刻んだ。「物足りないようだったら、やろうと思ったけど動きは十分。重たいチップの中よく走れていたよ」と師。中間は馬体を立て直しての参戦。「涼しい気候で元気。春先とは息遣いが違うし、久々でも力は出せると思うよ」と力強い言葉を並べた。

ウッドコース単走で追い切りを行ったミッキースワロー。直線の動きも良く時計もしっかり。菊沢師も調整に納得が行っているようで、良い走りが出来るだろうと満足気のようだ。追い切りではこのように問題なく仕上がっているように見えるが、不安要素も。

まず1つ目は、洋芝への適応だ。ミッキースワロー自体が初めての洋芝でのレースであり、まずデータが無い。まして、両親も共に北海道の洋芝を経験していないようで、適応出来るかは全くの不透明だ。重馬場でも対応出来るタイプの馬ではあるが、正直なところ未知数。プラスに働く、という可能性はそう大きくは無いだろう。

次に脚質との絡みだ。末脚が武器のミッキースワローだが、札幌記念は過去のレースを参照すると後方で足を溜めるタイプの馬の成績はあまり良くない場合が多く、差しきれない事が多いようだ。となると勝ちパターンである末脚勝負というのはいかにも分が悪く見える。横山騎手の作戦によっては走り方を変えてくる事も考えられる。

このような不安要素が悪い方向に当てはまってしまった場合は凡走、という事も考えられるので、素直に馬券に加えて良いかはかなり悩む所だ。末脚勝負にはお誂え向きの外枠でのスタートとなるが、印を付けるかどうかは正直悩む所だ。付けたとしてせいぜい△だろうか?昨年は大荒れだった札幌記念。今年も一筋縄では行かない気配が漂ってくる。

引用元:https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2018/08/16/kiji/20180815s00004192429000c.html

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