平日最後にピックアップするニュースはもちろんG1スプリンターズステークスより。枠順も確定した久々のG1レースだが記事に取り上げられているのはアイビスSDの覇者ダイメイプリンセス(牝5/黒鹿毛)だ。1000メートル直線では無類の強さを誇るだけに直線での速さは折り紙付き。前走の北九州記念でも2着と健闘しているが、恐らく今回は人気が集まらず高いオッズが付くと思われる。
アイビスSDの覇者ダイメイプリンセスは、朝一番の坂路を元気いっぱいに駆け上がった。僚馬ラブカンプー(OP)と併せ、ゴール前で仕掛けられて4ハロン54秒2-12秒7。4馬身先着と、好調キープをアピールした。
森田調教師は「使い込んでいるので、いつもは(コースと)併用するけど、今回は坂路だけで調整。馬場が悪くて時計は大したことがないですが、動きはよかった」と納得の表情。今年5月にOP入りし、夏に重賞初V。「使っても筋肉が落ちなくなってきています。イレ込む面もマシになってきた」と本格化の気配を漂わせている。
同じくスプリンターズSへ出走するラブカンプーと併せたのは本番に向けた予行演習も兼ねているだろう。恐らく当日の人気はラブカンプーの方がかなり高くなると思われるが、役者が揃っている今回ではダイメイプリンセスは軽く見られがち。馬券に絡む可能性は十分にあるため、連対すれば万馬券も視野に入る美味しい伏兵馬と言えるだろう。一つ気がかりなのは週末にかけての台風の直撃。レースを中止する程丁度直撃するという事は無さそうだが、馬場の状態が気がかりだ。ダイメイプリンセスに予想印を付けるならば×。買っておいても損は無い、そんなお勧めの伏兵馬だ。
引用元:http://race.sanspo.com/keiba/news/20180927/ope18092705040012-n1.html