週末重賞予想コラム【G1天皇賞・秋】キセキ加速 放牧効果で成長曲線…辻野助手「いい頃に戻ってきています」

c デイリースポーツ

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本日ピックアップするニュースは引き続き天皇賞・秋より。いよいよ枠順も確定し、開催日も近づいて来た今回のレースの出走場から記事に取り上げられているのは2017年の菊花賞馬であるキセキ(牡4/黒鹿毛)だ。去年の菊花賞制覇までは順調そのものだったがそれ以降のレースでは奮わない結果が続いていたが、前走の毎日王冠で3着に入り復活の兆しも見えてきている。

 「天皇賞(秋)・G1」(28日、東京)

復活へ向けて、確かな蹄音を響かせた。秋初戦の毎日王冠を3着にまとめた昨年の菊花賞馬キセキが24日、栗東CWで躍動。外ラチ沿いをダイナミックなフォームで加速すると、5F67秒7-38秒1-11秒6を力強く刻み込んだ。

「ための利いた走りで、最後の反応も良かったですね。向正面で(他の馬に)追い抜かれても、今は気にすることはありません。そういう精神状態も含めて、夏のリフレッシュ放牧の効果が出ています」。内面、肉体面ともに苦しい部分があり、結果を出せなかった春とは違う。辻野助手は今をこう表現した。

タフな条件下で行われた雨中の菊花賞を勝ち抜いてから1年。再び成長曲線を描く姿に「ピリッとしてきて、いい頃に戻ってきています。レースの流れに合わせて、臨機応変な競馬ができれば」と同助手は信頼を寄せる。自在性という新たな武器を手に、府中の2000メートルにアタック。12年にこの舞台で惜しくも3着に敗れた、父ルーラーシップの思いも背負って頂点を狙う。

記事によると精神面、肉体面でも成長したようで、時計も良好。他の馬に追い抜かれても気にしなくなったという事で弱点は克服しつつあるようだ。今回の天皇賞では他の有力馬のなかなかの仕上がりを見せているが、ここで去年の菊花賞で見せたあの「奇跡」を、再び見る事が出来るかもしれない。予想印としては馬券に入れるかどうかはちょっと悩みどころだが、×、もしくは△あたりが良いだろうか。

引用元:https://www.daily.co.jp/horse/2018/10/25/0011759770.shtml

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