本日ピックアップするニュースはG1エリザベス女王杯の結果より。記事に取り上げられているのは4度のG1レースで2着となかなかG1制覇を成し遂げる事ができなかったが、ついに念願の初制覇を果たしたリスグラシュー(牝4/黒鹿毛)だ。G1自体は今回で8度目の挑戦となったが、とうとう初勝利。今まで制覇していないのが不思議な馬だったが、やっとその実力を証明してみせる事が出来た。
牝馬の頂点を決める「第43回エリザべス女王杯」(G1、芝2200メートル)が11日、京都競馬11Rで行われ、J・モレイラ騎手騎乗の3番人気のリスグラシュー(牝4=矢作厩舎)が優勝。悲願のG1初勝利をあげた。
これまでG1で4度の2着。シルバーコレクターとして苦杯をなめてきたリスグラシューがついにタイトルをつかんだ。初コンビで導いた“雷神”“マジックマン”モレイラは「これまでも惜しい場面があったが、G1馬の能力は持っている。その能力を見せることができてよかった」と柔和な笑顔を見せた。
モレイラにとっても日本ではこれが初のG1制覇。ゴール後はガッツポーズを何度も見せたが、「初のG1で何よりも特別な気持ちになった。(ガッツポーズは)許してください。初のG1がそれだけうれしかった」と苦笑いを浮かべた。
鞍上のマジックマンことモレイラ騎手にとっても日本では初のG1勝利という事で、喜びもひとしお。初コンビだったが完璧に力を引き出していた。モレイラ騎手といえば先日、平成31年度のJRA騎手試験に不合格になり、かなり気落ちしていた記事が出ていたが、流石に日本でのG1初勝利には思わずガッツポーズが飛び出した。ここでついにG1ホースとなったリスグラシュー、これからも大きなレースで活躍していく事だろう。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2018/11/11/kiji/20181111s00004048307000c.html