【G1宝塚記念】キセキ、CW単走でパワフル12秒4

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本日枠順が確定しいよいよ本番が迫ってきたG1宝塚記念。どうやら大阪北部地震の影響も無く無事に開催出来るようだ。本日ピックアップするニュースは現在3番人気、それも2番人気のヴィブロスとの差は僅か0.1倍差での3番人気となっている。キセキはキングカメハメハ×エアグルーヴの仔ルーラーシップと、ディープインパクトの仔ブリッツフィナーレを両親に持つ馬で昨年の菊花賞を制したG1馬だ。今回の宝塚記念では8枠16番と大外からのスタートとなる。逃げ馬では無いため大外からのスタートはそこまで大きなハンデとはならないかもしれないが…やや運に恵まれなかっただろうか?

 昨年の菊花賞馬キセキはCWコース単走で最終調整。前日からの雨で悪コンディションの中、上がり重点に5F64秒8。道中の折り合いスムーズに直線で手綱を緩められると、ラスト1F12秒4と鋭く駆け抜けた。前肢を力強くかき込む父ルーラーシップ譲りのダイナミックなフォーム。豪快な動きの中にも、鞍上との呼吸はピタリと一致していた。角居師は「今朝は人馬の“約束事”を確認する作業。落ち着いて走れていました」と独特の言い回しで折り合いをチェック。気持ちさえかみ合えば、逆襲Vは十分にある。

追い込みというよりは、あくまで最終調整といった調教だったようだ。やはり馬場のコンディションは気になる所だが、角居調教師には満足の行く調教となった模様だ。菊花賞以後は2レースを走り共に9着と結果を出せていないが、鞍上に菊花賞と同じMデムーロ騎手を据え、菊花賞に続くGI2勝目を目指す。ファン投票1位のサトノダイヤモンドの復調が本当なのか不透明な中、「奇跡」が起きずとも、実力で十分一発を狙える馬だろう。

引用元:https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2018/06/21/kiji/20180620s00004192465000c.html

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